とうとう2020年のお正月が来ましたね。
令和2年だと言う事は分かりますか?元年ではありません。
つい正月なのでうっかり元年な気分になりますが、うっかり2年になってしまっているのでその点だけは、年賀状のお返しだとか年始の挨拶などで間違わない様に注意して欲しいですね。
平成元年が始まった頃はちょうど正月が明けたばかりの頃だったので(昭和64年は1月7日まで)、1月8日だったけど平成元年で年賀状を出したりお返しをしたりした人も中には居ると思うのです。
と、とりあえず年賀状の話はココまでにして、お正月最大の危機の一つである餅について話しましょう。
この時期、特に高齢者の人の餅を喉に詰まらせ~が原因で命を落とす人が続出します。
命を落とさなくても脳が低酸素状態になってしまって、植物状態になってしまう場合もあるので要注意です。
出来れば、と言うか必ず餅を食べる時はよく噛んで食べる様に心掛けて欲しいと思います。
また、時々テレビでニュースの再現バラエティな番組でも取り上げられたり、実際にそれをやってしまう人が居るのですが、お爺ちゃんが餅を喉に詰まらせた!と言う時に掃除機のホースを口の中に突っ込んで餅を吸い出そうとする人が居るのですが、細めのホースだったとしても掃除機がダイソンだったとしても、餅は吸い込まれてこないばかりか更に呼吸を阻害してしまうので、出来れば別の方法で餅を取り出して欲しい所です。
餅がのどに詰まった状態を改善に導く方法は実はあるのですが、ただ普段は赤ちゃんなどにやる方法なので大人に使うと言うイメージが湧かないのかも知れません。
何か喉に詰まらせてしまった赤ちゃんや幼児にやる方法で、背中を叩く方法があるのでやってみて欲しいですね。
まず、餅が喉につかえたかも?!と言う高齢者が現れたら、その場でしゃがませて口を下に向けて(若干うつむき気味になって)もらいます。
そうしたらその人の背中の首に近い側を、割と思いっきり叩いて欲しいのです。
すると、器官に詰まったり詰まろうとしていた餅が衝撃で食道の方に落ちるので、ようやく詰まった状態から戻ることが出来るのです。
ただこの方法は、餅が詰まった?かも知れない状態から即行でやらないと意味が無いので、出来るだけ早く気付いて背中をバシバシ叩いてみてください。
それでも無理そうなら救急車を呼んでみてください。
背中を叩く手の強さは、背中に手のひらの跡が付く位の強さで良いので、思いっきり叩いて餅を気管からずらしましょう。
出来れば、正月早々こんな事するのは非常に周囲の人にも心労がかさむので、餅を食べる時にはよ~~く噛んで!口の中に溜め込んだりしないで、水分と一緒に飲み込む様にして欲しいと思います。
特に飲む力の弱っている高齢者の方は、細かく噛んでも不安と言う場合は、喉越しが良くなるお雑煮の汁やお茶などと一緒に餅を飲み込みましょう。