趣味で演劇を始める人が増えて来ているけど、あくまでも趣味であまり儲からない事

最近、学生時代の友人が趣味で演劇を始めたと言うので、とりあえず公演があると言う日に観に行ってきた所です。

趣味でやっている集団なので、当然プロの凄い俳優さんの芝居には全く及ばない状態になっているのは明白なんですが、ただ全員演じている人はとても伸び伸びと楽しそうにやっているので、趣味の演劇はある意味アリアリの世界なんだと思った感じです。

趣味と一括りにしてしまうと全体的に不毛な印象を持つ人も居るかも知れませんが、実際にそうなんですがそうではない儲かりの趣味もあるので、その辺だけは分別して欲しい所です。

儲かりの趣味の代表格になりつつあるのが同人活動で、特に年末に開催されたコミックマーケットはテレビでニュースで報道されていたりしていたので、多くの人が知る所かも知れません。

そのコミケなどの自作のオリジナルまたは二次創作の漫画やイラストを載せた本を自費で作って売りに行き、それを欲しいと言う人に買われるイベントが総じて同人誌即売会と言うイベントなんですが、これは本を作って売っている側的には儲かりの趣味と言う事になりますね。

儲かりの趣味で留めておいている人の方が多いですが、中には儲かり過ぎて会社員の給料よりも多いかな?と言う状態になったので、職業として同人作家をやっている人も増えて来ている感じです。

つまりある意味趣味を仕事にしている幸せな状態になっているので、同人活動は趣味の域で終われない趣味と言う事になるのです。

一方演劇ですが、演劇も趣味では終われない趣味の一つだと思うのですが、仕事に出来るまでに劇団を売れっ子劇団にして行くには、かなりの努力が必要になって来る事でしょう。

劇団員のそれぞれもモチベーションを高く持つ必要が出てきますし、何よりキツい練習に耐えられる精神力を持つ必要があります。

また、同人作家の様に自分で作ったものを売ると儲かりの状態にすぐなれる訳では無いので、演劇と言う趣味を仕事にして行こうとなったら、かなりの努力や他の劇団との繋がりなどが重要になって来るのです。

他にも、何かの映画やCMなど新しいコンテンツのオーディションに行ってみたり、エキストラに登録してエキストラとして出たりして経験を積むのも大事になって来るので、本気で演劇を仕事にしたい人はその辺も考えてみた方が良さそうです。

基本的に多くの人が趣味ではない事を仕事にしていると思いますが、本気で趣味が収入の柱になって欲しいと考えている場合は、その趣味がお金を払う価値のある段階になれる様に技術を磨いたり練習して高めて欲しいと思います。

結構知られていないけど、ラノベ小説家の多くが会社員を辞めていない

中学生や高校生が憧れる職業の一つとして小説家を上げている人も居るかも知れませんが、小説家の中でもライトノベル作家の希望者が多い様です。

それもその筈、今やテレビのアニメの人気作品と言うとライトノベルを原作とした作品が多くを占めているので、将来自分も夢と希望と冒険の詰まった面白い作品を書いて、それが売れて人気になってアニメ化になったりしないかなー!と思っているのです。

そう考えるとライトノベル作家はきっとかなり儲かっていてウハウハな生活をしているのでは?と誰もが考えてしまうのですが実際は、そんなに儲かっていな状態なのが現実の様です。

小説家と言う括りで考えてしまうと、ハードカバーの難しいテーマの読みごたえが凄過ぎる小説から、軽い感じのイラスト満載で文章のページが少ない印象のライトノベルの作家まで入ってしまうのですが、基本的にライトノベルの作家と一般向けの小説を書いている作家とは殆ど別物?と言う位に格差がある様です。

一般向けの小説家の多くが、小説を書いているだけで生活も出来る位の収入がある人が多いのですが、ライトノベルの作家は例えアニメ化をしていたとしても、一般向けの小説家よりも安定した収入が得られなかったりするのです。

実は、アニメ化しても原作者にお金がたくさん入る訳では無く、むしろアニメ化してウハウハになるのは挿絵を書いている人だったりします。

ラノベの小説の話の部分はあくまでも原作としての扱いなので、小説の作者がアニメの脚本も書いている~と言う事にでもならない限りは、作者に入るお金は大儲けになる事は無いのです。

それに、アニメ化すると言う事はむしろキャラクターを描いているイラストレーターの方に注目が集まるので、キャラ原案になっている絵描きの人の方に恩恵があると考えた方が良さそうです。

と言う感じでライトノベル業界は物語の作者に対する扱いが結構低かったりするので、ライトノベルの小説家の場合は基本的に今現在の職を辞めてラノベ作家一本でやって行ってる人は、天然記念物並みに少ないと言われているのです。

ただ、一般小説の小説家の方は、純粋に物語の部分だけが評価されていて、その物語を映像化したりアニメ化すると言った場合でも原作者に割かれる給料が大きいそうなので、それで一般向け小説家の人は小説書きだけでも生活していける様です。

もし、これから何らかのジャンルや方向性の小説を書いて生活して行きたいと考えている人は、ライトノベルか一般小説なのかは明確に決めてから作品を書いて行きましょう。