多分時々、会社や学校で昼間仕事中や授業中にいつも眠そうにしている人が居ると思います。
その人は昼間はとても眠そうなんですが、夕方になって来ると突然息を吹き返したかのように元気になって、夜からはまるで朝の目覚めの後の様に活動的になっているのです。
昔はこの症状の人は総じて低血圧だと思われてきたのですが実際は、単なる夜型人間だとお思われている人が多い様です。
それにしてもこの夜型人間と言うのは一体何なのか?と思っている人に簡単に説明しますと、普通は昼に活動して夜に眠るタイプが殆どだと思いますが、夜型人間の人は全く逆で、昼間に睡魔が襲ってくるので昼間に眠って、夕方になると起きて活動的になる人の事を指すのです。
このタイプの人で日勤の会社に勤めている人は、出来れば夜勤のある会社に転職した方が良いかも知れません。
日中眠過ぎて仕事に身が入らないのだったら、いっその事夜勤で夜型人間の習性をいかんなく発揮して仕事をした方が身体にも負担が少なくて良いと思うのです。
所が、夜型人間だから夜勤の方がその力を遺憾なく発揮してくれるだろうと思って夜の仕事に就いてみても、日勤の時に眠そうにしていた状態が夜にもやってきている人もいるそうなので、自分が本当に夜型人間なのかまたは普通に昼間に活動できるタイプなのかは、しっかりと把握して欲しいと思います。
夜型人間の多くはあまりこの夜型の生活スタイルを変えようとはしない人が多いのですが、出来れば人類は基本的に朝日が昇ると同時に起床して、火が沈んだら睡眠して~と言う生活スタイルを何万年?と繰り返してきたので、遺伝子レベル的には昼型の生活スタイルの方が身体には負担になっていないと考えられるのです。
しかしこの現代社会と言う眠らない街が多く存在する世界で暮らしていると、夜の明かりを太陽光と勘違いした身体が夜中を日中と勘違いして活動を活発にしてしまうのも致し方が無い状況なのかもしれませんね。
とりあえず、夜型人間を止めたいと言う人は、朝身体に直射日光を直に浴びる事をお勧めします。
太陽の光を浴びると人体は、交感神経と副交感神経の乱れをリセットして正常化に進もうとしてくれるので、身体の中の夜が昼間だと言う誤認識を改めてくれると思います。
今正に夜型で、今夜も時間を何かで潰すぞ~!と活動的になっている人は、まずは日光を出来るだけ多く浴びて、身体の中の夜型の概念を払拭して欲しいと思います。