このパターンになる人は本当に多いのですが、どちらの薬を飲んだらいいのか分からない人は、出来ればかかりつけ医に相談してから決めるのがベストとだけ言っておきましょう。
抗アレルギーの薬を飲めば、アレルギー性鼻炎特有のサラサラと水の様な感触の鼻水の出は防げますが、風邪特有のダマっとして重たい鼻水の出は止められません。
また、咳が出て仕方が無い場合は風邪薬の方を優先した方が良いのですが、くしゃみも出る場合に風邪薬を飲んでくしゃみが止まるのなら、そのくしゃみはアレルギーから来るくしゃみではなく風邪が原因のくしゃみだったと言う事になるでしょう。
どちらかの薬を飲んだらいいか迷っていると時々、両方飲んだらイイと言ってくる人が現れる時がありますが、こう言う人の話には耳を傾けないでください。
どうせ面白がって言っているだけなので、じゃあ自分で飲んで試したことがあるのか?と言うと大抵が言ってみただけの外野だったりするのです。
両方飲んだら両方の症状が一気に収まる事は無く、多分風邪薬の方が効力が強くて風邪の症状が収まると思いますが、飲んで何らかの副作用が発症しないとも限らないので、出来れば両方を一緒に飲むなどの馬鹿な事はしない方が得策です。
花粉症と風邪の場合は出来れば先に風邪薬を飲んで身体をある一定の健康状態に回復させた方が、鼻水やくしゃみなどで体力を消耗しやすいアレルギーの症状に対抗出来ないと思います。
これが両方やって来るとなるとかなりキツい状態だと思われるので、先に症状を鎮静化させやすい風邪薬を飲んでから花粉症と対峙して行きましょう。