まだまだ新型コロナウィルスの感染者は増え続けている現在ですが、中国では感染者数は数万人以上になり死者数も1000人を超えた状況になっている様です。
初期の段階での封じ込め政策が遅かったと言う事もあり、世界中に感染者を出してしまっている時点では驚異的な病になっている認識かも知れませんね。
いずれにせよ、このまま封じ込めが進んで各国の感染者のウィルスチェックが陰性になるまでは、安心していられない状況だと思います。
そんな中、洋上の隔離施設とまで謳われているダイヤモンド・プリンセス号ですが、大きな船と言っても一つの街程の施設と人員が乗っている空間なので、誰かの飛沫が呼気に含まれて感染してしまう可能性はかなり高い環境だったと思います。
現在乗員乗客あわせて3600人が乗っているそうですが、あれだけの大きな密室で3600人中160人程度の感染者で現段階で済んでいる時点では、それほど接触していた人が少なかったと言う事になるのでしょう。
旅行客同士がそれぞれ別の国だったり全然顔見知りも居なかったからこそ、この患者数で済んでいるものだと思われます。
もしこれが、どこかの学校の修学旅行だったりでもしていたら、3600人中2000人と言う患者数になっていてもおかしくなかったと考えられるのです。
更に、乗客を洋上の船上で隔離と言う状況が正解か不正解か?で判断するならば、今回のこのダイヤモンド・プリンセス号の事案に関しては、地上に二次感染者を出さずに済んでいる点では正解だったと思います。
とりあえずは、感染されている方の回復をお祈りするとともに、早い段階での世界の感染の広がりが沈静化する事を切に願います。