液晶タブレットで絵を描いた方が板タブよりかなり早い

最近はパソコンで絵を描いてSNSなどに投稿している人が多いですが、基本的には板状のタブレットと呼ばれるモノにペン型の操作機器を使って板に絵を描くと、それが画面上に絵を描いた様になる感じです。

板に絵を描いて行きますが目はパソコンのディスプレイを見つめているので、時々手元とパソコンの画面とで誤差も生じます。

画面を拡大してドットが見える位にまで拡大して色を塗ったり線を引いたりしている事もあるので、ある意味アナログの紙に絵を描くよりも結構大きな絵を描いている様なイメージを持つかも知れませんね。

デジタルの絵を描く時は、絵の精度と言うか精密さや繊細さを追求すると、元の画像よりもかなり大きくして描いてしまうので、かなり時間がかかる人も多かったりするのです。

しかしこの、板タブと画面との誤差や判断ミスなどを生じさせる板と画面の距離を無くしてくれたのが液晶タブレットと言う、画面に直接絵を描ける機器の登場が、デジタルイラスト業界の躍進が活発になって行った気がします。

最初は、この液晶タブレット略して液タブは、医療の現場などではかなり前から使われていました。

患者の座る椅子の傍らにある液晶ディスプレイを結構昔から見ているな?と思い起こしてみた人も居るかも知れませんが、最初は絵を描く目的の為に使われるとは思ってもみなかった事でしょう。

医療の現場の次は、今やゲームをしたりパソコンの代わりに使う人も多いタブレット端末が一般に多く普及して行ったのですが、この頃からは液タブが多くのデジタル絵描きにも普及が広がって行った気がします。

そうして現在は、数十万円もする大型の液タブから3万円未満で買える液タブまで、色んな機種が台頭している時代になって来たので、それぞれが使いやすいと感じるサイズの液タブで絵を描いて行っていると思います。

では、パソコン画面にデジタルで絵が描けるようになった初期の頃から板タブで頑張ってきた人がとうとう、液晶タブレットで絵を描き始めると一体どうなるのか?と言うと、実はデジタルの絵を描く速度が格段に上がって行ったそうです。

今までは、板タブで画面で描いている線のブレなどが生じやすくて修正に時間を結構かけていたそうなんですが、液タブになってからと言うモノ、線を描く速度が格段に速くなったので、絵を完成させるまでの時間がかなり早くなったそうです。

特にデジタルで漫画を描いたりしている人は、液タブになってからは紙に漫画を描いていた頃よりも板タブの頃よりも数倍以上は早く作画が出来る様になったと感じている人は多いそうです。

もし、今板タブから液タブに変わろうと思っている人で、まだ液タブへの不安感が払拭出来ない人は、とりあえずまずは格安の液タブを購入して、その使い心地を体感して欲しいですね。

目の前に何も無いのにやってもいないのに、やる前から諦めたり躊躇したりしているとずっと一生出来なくなりそうなので、諦めずに新しい機器に挑戦してみた方が得策だと思います。

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